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注目ﾜｰﾄﾞ：マルティナ
マルティナはビザンツ帝国皇帝ヘラクレイオスの2度目の后妃。生没年不明。ヘラクレイオスの姉妹マリアが、マルティヌスとかいう人物ともうけた娘であり、したがってヘラクレイオス帝は姪と再婚したことになる。
ヘラクレイオス帝は、613年に先妻エウドキアが崩御すると、マルティナを娶るが、この結婚はコンスタンティノープルの市民からも教会からも祝福されなかった。コンスタンティノープル総主教セルゲイオスは、反対の立場に立ち、ヘラクレイオスを説得して離縁させようとしていたにもかかわらず、ヘラクレイオスによってマルティナが共同統治者として宣告されると、手ずから儀式を執り行なってマルティナに戴冠した。皇族でさえ反対の声を上げ、ヘラクレイオスの兄弟（つまりマルティナのおじ）は、近親相姦にあたるとしてこの結婚を非難し続けた。
ヘラクレイオス帝は、613年に先妻エウドキアが崩御すると、マルティナを娶るが、この結婚はコンスタンティノープルの市民からも教会からも祝福されなかった。コンスタンティノープル総主教セルゲイオスは、反対の立場に立ち、ヘラクレイオスを説得して離縁させようとしていたにもかかわらず、ヘラクレイオスによってマルティナが共同統治者として宣告されると、手ずから儀式を執り行なってマルティナに戴冠した。皇族でさえ反対の声を上げ、ヘラクレイオスの兄弟（つまりマルティナのおじ）は、近親相姦にあたるとしてこの結婚を非難し続けた。