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注目ワード:クズ
クズは、マメ科のつる性多年草の名前で葛の文字を当てる。葛の根の部分を用いて食品の葛粉や漢方薬が作られる。七草 秋の七草の一つ。
葉は3出複葉、小葉は草質で幅広く、とても大きい。つるは年がたつと太くなり、やや木質化する。地面を這うつるは、あちこちに根を下ろし、根は太って芋状となる。花は秋に咲き、穂状花序が立ち上がり、赤紫の豆の花を咲かせる。果実は枝豆に似て、やや小型。
荒れ地に多く、人手の入った藪によく繁茂する。かつての農村では、田畑周辺の藪に育つクズのつるを作業に用いた。そのため、クズは定期的に切り取られ、それほど繁茂しなかった。しかし、刈り取りを行わない場合、クズの生長はすさまじいものがあり、ちょっとした低木林ならば、その上を覆い尽くす。木から新しい枝が上に伸びると、それに巻き付いてねじ曲げてしまうこともある。そのため、人工林に於いては、若木の生長を妨げる有害植物と見なされている。